1963-03-08 第43回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
御承知のようにわが国は世界で有数の海難国——海運国ならまことにけっこうでありますが、海難国と言われているような状況でございます。条約の定める最低基準の改正にとどめるということでなしに、わが国の気象とか海象の特撮性を十分お考えいただいて、今後十分な対策をお願いしたい。
御承知のようにわが国は世界で有数の海難国——海運国ならまことにけっこうでありますが、海難国と言われているような状況でございます。条約の定める最低基準の改正にとどめるということでなしに、わが国の気象とか海象の特撮性を十分お考えいただいて、今後十分な対策をお願いしたい。
海難防止につきましては、わが国は世界でも有数の海難国でございますので、運輸省といたしましては、極力行政指導の面におきまして万全を期しているのでございます。今回の事件につきましては、いまだ海難防止について私どもの努力が足らざることを率直に認めざるを得ません。その意味におきまして今後は私ども、この事件にかかわりませず、一段と行政指導を強化いたしまして、万全の措置をとりたいと思います。
これは海国日本の発展を期するためには、海運と水産を振興することが緊要でありますが、わが国は世界でも有数の海難国でありますので、海難救済事業はまことに重要であり、日本水難救済会は、職員の献身的努力と救難出動の費用、救難施設の整備の経済的負担に耐えて、いささかこの事業に貢献しておるのでありますが、いまだに海難救済に要するところの経済的負担に対する補償の道が開かれておりませんために救難活動が非常に阻害されておりますので
アメリカは二十三基、イギリスは二十基でありまして、これらと比べますと、日本の近海に与えられておりますダーク・シーあるいは海難国という汚名を返上するまでには、まだ相当の隔たりがあるわけであります。
すなわち、わが国は戦争前から世界有数の海難国と言われております上に、戦後わが国の保有する船舶は、老朽船か、しからずんばドラムカンのような戦時標準船が大部分を占めておるのであります。本法案におきましては、かくのごとき現状をまつたく無視して、従来非常通信装置を持たなければならなかつた船舶のうち、義務船を除いて、その設置の責を免除しておるのであります。
わが国は戰争以前からずつと世界有数の海難国として知られております上に、戰後わが国の保有する船舶は、ドラムカンのような老朽戰漂船であります。このような現状をまつたく無視して、資本家の経費を軽減するために、海員労働者の生命の安全を犠牲にするがごときことは、まつたく天人ともに許さざる暴挙と言わなければならないのであります。
○江崎(一)委員 御存じの通り戰前から、まだ優秀な商船を持つておつた時から、日本は海難国で有名であります。特にこの八百八十トン型の改E型という船は、一枚底のドラムカン式の船でありまして、これはまつたくちよつとした事故によつて海難を起す非常に危険な船である。特にこれが現在のわが国におきまする船舶の約半分に達している。